第11回マンホールサミットに行ってきた!

はじめに

先日、「マンホールサミット」というマンホール蓋のイベントに行ってきたので、そのレポートをしたいと思います!

少し長くなりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

マンホールサミットとは?

マンホール蓋好きなら誰もが知っているイベントですが、知らない方もいらっしゃるかと思いますので説明したいと思います。

「マンホールサミット」とは、マンホール蓋に特化したイベントで、マンホール蓋の展示を始め、トークショー、グッズ販売などマンホール蓋好きには堪らないマンホール蓋のお祭りみたいなイベントです。

年に一度(過去には年に2回)開催され、全国からこのイベントを楽しみにマンホール蓋が好きな人たちが集います。

私も毎年このイベントに参加するのを楽しみにしています。

過去のマンホールサミットの開催状況

第1回 東京都秋葉原 2014年3月 開催

第2回 東京都秋葉原 2015年3月 開催

第3回 兵庫県神戸市 2015年11月 開催

第4回 東京都秋葉原 2016年3月 開催

第5回 奈良県大和郡山市 2016年11月 開催

第6回 埼玉県川越市 2017年1月 開催

第7回 岡山県倉敷市 2017年11月 開催

第8回 福岡県北九州市 2018年11月 開催

第9回 大阪府池田市 2019年10月 開催

第10回 埼玉県所沢市 2022年11月 開催

詳しくは、こちらをご覧ください(GKP マンホールサミット紹介ページ)

第11回マンホールサミットのイベント概要

※撮影・掲載の了承いただいています

開催地:愛知県岡崎市

開催日:2023年10月21日(土)・22日(日)

今回は愛知県岡崎市で開催されました。

中部地方では初開催です!

岡崎市は下水道事業が始まって100周年ということで、今回のマンホールサミットを誘致したそうです。

愛知県岡崎市は戦国武将の徳川家康公が誕生した地であり、今回のこのイベントではこの徳川家康公が参加した戦いや関係した武将たちが統治していた地域のマンホール蓋が展示されていました。

歴史好きなマンホ―ラーも楽しめたのではなかったのでしょうか?

今回の主なイベント内容としては、

・愛知県内のマンホール蓋の展示

・戦国武将ゆかりのマンホール蓋の展示

・ポケふたの紹介コーナー

・スタンプラリー

・マンホール拓本

・マンホール蓋を鉄板にした料理の提供

・トークイベント

・全国のマンホールカードの展示

・マンホールカードを使ったカードゲーム

・マンホールカード第21弾で配布される岡崎市(G001)の先行配布

などなど…

今回は初の2日開催で、盛りだくさんの内容でした!

会場も広く、正直2日間でやっと全部を見て回れる感じでした。

(年々イベント内容が増えているような気がします…)

イベント内容

では、各イベント内容を紹介していきたいと思います。

愛知県内のマンホール蓋の展示

普段は現地に行かないとみられない愛知県内のマンホール蓋が河川敷を中心に並んでいました。

しかも、中にはなかなか見られない貴重なカラー蓋の展示もあったりするので、見るだけでなく写真を撮られる方も多いです。

かなりの数があるので、全ての蓋の写真を撮るだけでも大変です…

でも、こういう機会がないと愛知県内のマンホール蓋が一堂に会する機会はないですから、とても貴重でした。

戦国武将ゆかりのマンホール蓋の展示

この写真のように会場の6ヵ所で岡崎市生まれの徳川家康公が天下統一までに参加した戦に関係する戦国武将が統治していた地域のマンホール蓋が並んでいました。

このような解説のパネルもあり、その戦についてよく知らない人も楽しめる展示になっています。

私個人としては、とてもわかりやすく良かったです。

歴史好きには嬉しい展示方法だったのではないのでしょうか?

このように愛知県内外のマンホール蓋が展示されており、実際に現地に行ってその蓋を見てみたくなりました。

今回は、今までになかった展示方法だったので、とても斬新で、そういうテーマでマンホール蓋を並べてみるのもおもしろいなと思いました。自宅でもこの旗のミニチュアバージョンを作って、ミニチュアマンホールを同じように展示してみたいですね!

ポケふたの紹介コーナー

こちらは全国各地にある「ポケふた」の紹介がされていました。

こちらに展示されていたのは本物のマンホール蓋ではなく、パネルでの展示でした。

個人的にはこの「ポケふた」ができるまでの紹介が興味深かったです。

会場にはポケモンのピカチュウが登場!

私、ポケモン好きなので嬉しかったです。(とてもかわいい…)

お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回のマンホールサミットの開催地である岡崎市にはポケふたの設置がされていないんですよね。(2023年10月現在)

それなのに、ポケふたの紹介コーナーやピカチュウをこのイベントに連れてきたのが凄いなぁ…と思います!

それだけ岡崎市さんのこのイベントにかける本気度が伝わってきます‼

スタンプラリー

こちらのマンホールカード風な台紙に会場各地に設置されているスタンプを重ねて押していくと…

このように岡崎城のマンホール蓋と同じデザインに仕上がります!

実際のマンホールカードと比較するとこんな感じです。

これはなかなか素敵なスタンプラリーですよね~

マンホール拓本

こちらでは、マンホール蓋にインクを乗せて、そこにTシャツやトートバッグなどの布に版画のようにプリントできるコーナーです。

それぞれ思い思いのものを持参してマンホール拓本をとっていました。

まだ私はやったことがないので、次回はやってみたいですね

マンホール蓋を鉄板にした料理の提供

こちらは、写真のようにマンホール蓋を鉄板にして調理した料理を提供しているコーナーです。

「え?衛生面的に大丈夫なの??」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。

ここで利用されているマンホール蓋は路上に設置されていたものではなく、調理用に作られたマンホール蓋を模した鉄板を使用しています。

ですので、ここで調理されたものは安心して食べることができます。

こんな光景もこのイベントならではですね。

トークイベント

こちらは、マンホール蓋を愛する人たちによるトークイベントです。

内容としては、マンホール蓋の楽しみ方やどういう活動(蓋活)をしているかなど聞くことができます。

過去のマンホールサミットのトークリレーの様子はGKPさんのYouTubeチャンネルに一部アップされているので、気になる方はそちらをご覧ください。

GKP YouTubeチャンネル

今回のトークイベントでは6名の方が登壇され、それぞれのお話はとても参考になりました。

普段、マンホール蓋探しは一人でされている方が多いかと思いますが(私もそうです)、こうやって他の人がどうマンホール蓋を楽しんでいるかを聞けたり、自分とは違う着眼点でマンホール蓋を楽しんでいるの知ることができるのは大変興味深いです。

個人的にはこのトークイベントが一番楽しみかもしれません(笑)

そして、このトークイベントの最後には次回のマンホールサミットの開催地の発表がありました!

そのことについては、後ほど記述しますね。

全国のマンホールカードの展示

マンホールカードとはマンホール蓋をカード化し、全国色んな地域で無料で配布されているカードです。

私も集めているのですが、こうやって全種類のマンホールカードが展示されていると壮観ですね~

こういうイベントでしか全国のマンホールカードが展示される機会もないので、ここもぜひ見ていただきたいです。

マンホールカードを使ったカードゲーム

これは、今回のマンホールサミット初の試み、先ほどのマンホールカードをカードゲーム化したコーナーです。

私も「マンホールカードでゲーム??どうやってするんだろう?」とかなり疑問に思っていたのですが、発案者である森本さんと偶然にもサミット期間中に同じ宿に泊まっていたこともあり、たまたまロビーで遭遇し、このゲームの遊び方を事前にレクチャーしていただきました。

(森本さんはトークイベントで最後に登壇され、「マンホ―ラー」という呼び名の発案者でもあり、マンホールカードが誕生するきっかけになったすごい方です)

このゲームのルール自体は私が思っていたよりもわかりすくて楽しいものでした!

お子さんももちろん、大人も楽しめる仕様になっています。

というわけで、ここのコーナーで遊ぶ前から私はこのゲームの遊び方は予習済み!

早速プレイです!

ルールとしては、簡単に説明すると「U」から始まるアルファベット3文字の某有名カードゲームと似ています。

マンホールカードの右下にあるピクトグラムとカードの色が重要となってきます。

ざっくりと説明すると…

例えば、このカード場に出たとき、次に出せるカードはこのカードと同じ色の中国地方のカードか、右下のピクトグラムが同じアイコンを持つカードが自分の手札の中にあれば、出せるという感じです。

ちなみに、マンホールカードのピクトグラムは2023年10月現在これだけ種類があります。

細かいルールは他にも色々とあるのですが、説明するとかなり長くなるので今回は省きます。

結構ルールもシンプルで大人もハマります(笑)

(私ももっと遊びたかった…)

マンホール蓋好きならぜひやってみてほしいカードゲームです!

まだ未確定情報ですが、そのうち商品化するかも?とのことなので、楽しみです!

マンホールの中が覗けるコーナー

普段はなかなかマンホールの中を覗くことなんてできないので、非常に貴重な体験でした!

私は初めてマンホールの中を覗きましたが、こんな感じになっているのか!と自分の目で見るのは良いですね。

マンホール関連のグッズ販売

会場では、色んなマンホール蓋のデザインを使ったグッズが販売されていました。

その一例を挙げてみると、Tシャツ、トートバッグ、メダル、コースター、マグネットなどなど… かなり多岐にわたります。

ちなみに私が購入したのはこちら!

愛知県のマンホール蓋がプリントされているステッカーです。

かなり丈夫な素材でできているそうで、雨で濡れても大丈夫だそうです。

どこに貼るかは未定ですが、スーツケースとかに貼ろうかなと考えています。

他にも色んなグッズが販売されているので、ぜひ自分の推し蓋のグッズを買うのもいいかと思います。

その他

実際に使われている水道管と同じものの展示

実際にこんな感じのものが地面の中に埋まっているのかと思うとすごいですね~

普段なかなか目にする機会がないものなので、実際に見られるのは良いですね。

子どもしか遊べなさそうなので、大人の私は見るだけ…

(私もくぐってみたかった…)

探知機を使った迷路のコーナー

実際に使われている探知機を使って迷路のゴールを探すというコーナーです。

実際に現場で使われている探知機

最近の水道管は曲がりくねっているそうで、どこに水道管があるかがわかりにくいそう。

そこで、この探知機を使って水道管がどこにあるか探すそうです。

昔はマンホールを目印に地中に埋まっている水道管を探していたそうです。

ちなみに、この迷路をするために、探知機に反応するペグのようなものをこの土を掘り起こして埋めたそうです(すげぇ…)

今回のマンホールサミットのお土産

こんな感じで、色んなコーナーでたくさんのものをゲットしました!

その一部をご紹介します。

これは愛知県内のマンホール蓋が載っているクリアファイルです

これはマンホール蓋好きならもらって嬉しいですよね!

私もこのクリアファイルを貰えて非常に嬉しかったです。

(帰りの電車の中で何度このクリアファイルを眺めたことか…)

これはトークイベントに参加した人だけがもらえるこちらの「蓋守り」

全部で108種類あるそうです…

こんなにたくさんの種類があるのを知ったのは家に帰ってからで、他の人がどんなのをもらったのか見せてもらえば良かったなと思いました。

色んなご利益が書かれており、これはこれでグッズ化するのもおもしろい気がします。

これは、マンホールカード第21弾で配布される予定の岡崎市(G001)

こちらは入場受付時にもらえました。

通常だと、2023年12月から配布されるのですが、今回この岡崎市マンホールサミットが開催されることを記念して先行配布されました!

これは嬉しいですね。

マンホール蓋好きならお馴染みの岡崎市出身の内藤ルネさんが描いた「ルネガール」と岡崎城がコラボしているデザインがとても美しいですね

なんだか岡崎市の魅力を詰め込んだ欲張りセットなデザインですね(笑)

実際のマンホール蓋はこちらです

実物もお美しい…

新しく設置されたばかりなので、ピカピカで綺麗ですね。

次回の第12回マンホールサミットの開催地は…?

トークイベントの最後に次回の第12回マンホールサミットの開催地の発表がありました。

次回の第12回マンホールサミットは…

富山県富山市です!

富山市は市内に色んなマンホール蓋が設置されていますし、ポケふたもあります!

今から楽しみですね~‼

ちなみに、この次回の開催地を発表したこの人はプロレスラーのグレート-o-カーンさんです。

この方もマンホール蓋好きだそうです。

なかなかこの発表動画がおもしろかったです。

(動画の尺は5分30秒程あったそうです(笑))

最後に

かなり長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

次回のマンホールサミットが楽しみですね!

私も今からワクワクしています。

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